7/4(土)阿蘇山

f0072976_13275788.jpg


阿蘇山噴火口
真緑の草に覆われた阿蘇はまるで動物の背中みたいで、すごく好きな山だ
な。くねくねドライブウェイがまた気持ちいい!ええ天気やし。

阿蘇坊窯
f0072976_23565463.jpg
数年前、屋久島の帰り、私は福岡の友だちを訪ねるため鹿児島からバスに乗って北上した。福岡の友人と別れた後、電車にのって熊本に行き阿蘇山を見に行った。雨が降っていた。しとしと雨が降る中 阿蘇駅で下車して、私はまったくあてもなく阿蘇山めざして歩き出した。

まさか傘さして阿蘇の噴火口まで行くつもりはさらさらないが(絶対ムリ)適当にほつき歩いてみようと思って 実際ほつき歩いてたところ、この看板が見つかったのでちょっと覗いてみることにした。

誰もいない小屋の二階の窓が急に開いて、まだ若い青年がびっくりしたようにあわてて降りて来た。中をちょっとのぞかせてもらうことにした。小屋の中には、彼の世界がひろがっていた。 
当時は漆をぬって窯でやく手法をとっていたらしく、すすけたような真っ黒な陶器がたくさん並んでいた。暇だったし雨も降っていたので かれこれ1時間くらいおしゃべりをしてわたしは、2個ほど彼の作品を買って工房を出た。

そしてこのたび またやってきた。またあわてた様子であの青年がやってきた。めったにお客がこないのか 制作に没頭している最中だったのか。 今度は私一人ではなく母と兄もいる。 母は興味深く青年にいろいろ話しかけ、青年は朴訥な口ぶりで応対した。数年のブランクはあったけど ここの空間はほとんど変わってなかった。 ただ並んでいる作品は全くかわっていた。 

試行錯誤でいろんな焼き方作り方に挑戦しているそうだ。止まったみたいな静かな空間で、気持ちはいろいろやりたいことで一杯かもしれない。 自分の世界があってそれに没頭できるのってやっぱいいなあ。 ここの工房は 彼にとっては誰にも譲れないお城だろう。この秋屋久島の帰りに また寄れるならよってみようと思った。

f0072976_2357539.jpg
 
by YUKI_GOTO | 2009-07-04 13:27 | 旅とスケッチ sketch