お山の杉の子

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「むかしむかし ちっぽけなお山がありました。
そのてっぺんに これまたちっぽけな杉の子がにょっきり頭を出しました。
それを見た椎の木は大笑いです。
「こんなチビ助 なんになるんだ!」
杉の子はびっくりしたけど考えました。
「今にきっと大きくなるぞ」
それから夏がきて秋がきて冬がきてまた春がきて、何年も何年もたちました。
あのちっぽけだった杉の子は 今じゃもう みんながびっくりするほど
大きくてたくましい杉の木になったのでした。」


お山の杉の子は童謡です。 子どもの頃、レコードを引っ張り出してはよくこの歌を聴いていました。 杉の子同様私自身、正真正銘小さくて幼かったわけですが、幼心にもとてもエネルギーを感じるこの歌が大好きでした。

しかし実は、この歌の原曲は終戦間際にできた軍国主義の臭いのぷんぷんする内容だったそうです。それが戦後歌詞が改良されて、敗戦で疲れ果てた人々を元気づける歌に変わりました。

また歌詞の内容から人工樹林の杉の成長過程を連想しますが、今となっては外材の輸入におされて荒れ放題の杉山を残念ながら日本のあちこちで見かけます。

ちょっと複雑な心境ではありますが、40年近くたった今でもただ単純にこの歌から私はエネルギーを感じることができるのです。


「お山の杉の子」 現在の歌詞
http://www.youtube.com/watch?v=wuAUUT0znxo
by YUKI_GOTO | 2010-02-04 18:03 | 人形 dolls