デジタルvs アナログ

デジタルで何かを描くということについて考えてみた。
細かい作業はアホほどでっかく拡大して描けるのだ。だから精密なことができる。何度でもやり直しができるのだ。 絵の一部分だけ取り除いたり大きさを変えることもできるのだ。
同じものが無数にできるのだ。 そのまんま地球の裏まで転送することもできるのだ。 

クレイの人形に顔を描きながら思った。 人形の顔はでっかくならない。面相筆を手にして 失敗できないから緊張する。指が震える。 歯を食いしばる。 息を止める。目を見開く。 それだけやっても できあがったやつを見ると歪んでたりする。 あれま〜・・・・・・ と思う。 

その結果、この歪んでしまった作品に対する思い入れはデジタルで作ったものとはきっと比べ物にならないほど、大きなものになる。

デジタルならではの表現の仕方もある。デジタルはやっぱり便利だ。 でもほんのちょっとだけで顔をつっこんでみて改めて何度も思う。 自分の手を、目の前にあるうすら汚れた筆とか絵の具を、もっと大事にしよう。
by YUKI_GOTO | 2010-07-07 12:11