元祖ぷぷ 里子に出る

ぷぷが生まれたのは2009年の12月だった。神戸の酒蔵を改造したギャラリーのあっちこっちに、座敷童としてぷぷをひそませた。たくさんのぷぷが新しい親のもとにもらわれていったんだけど、 この子は私の手元に残った。
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一番最初に生まれた子だった。 実際小さいのだが、 体が小さくて、かよわくて、でも好奇心は旺盛なんで、おそるおそる、ちょっとへっぴり腰になりながらも、いろいろのぞきたがる子供をイメージして作った。 (どうも自分自身の心理とシンクロするのだが)


この子は個展が終わってからもずっと、私の仕事机の上から私の作業ぶりを見ていた。いるのが当たり前のようだったけど、今日新しい里親のもとに旅立った。


すごく気に入ってくれたお客様のもとに行った。今までで一番寂しいお別れだったなあ。最後にせめて写真をとったんだけど、ピンぼけするし もう・・・・ いつもの昆さんがおったらなあ。


綿につつんで、リボンをかけていっしょに置いていた松ぼっくりを添えた。
死んだんじゃないぞ!! 新しいおかんにかわいがってもらうというのに、なんでこうしんみりするんだ。
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でもこういう言葉をよくきく。 新しいものをいれたければ、古いものを手放さなきゃいけない。いつまでも同じ場所にいるわけにはいかない。ぷぷがいろんな人にかわいがられるようになるために、私自身が成長していかんとな。  






by YUKI_GOTO | 2011-06-08 16:11 | 人形 dolls