明石スケッチ 江井ケ島

今日は林崎海岸から自転車でサイクリングロードを通り江井ケ島漁港まできた。自転車を止めて歩き出した。しばらく歩くと巨大な日本家屋の裏側が見えた。あまりにも大きいので家じゃないな。何か工場だろう。延々続く黒い瓦に板張りの壁、かなり古くて稼働してるのかどうだかわからない。ぐるーっと回ってみてやっとわかった。江井ヶ島酒造だった。

稼働してるかどうかわからないなんて失礼なことを思ったが、ちゃーんと稼働していた。別棟には大きな樽がゴロンと転がっていて、ユニフォーム姿の従業員さんがフォークリフトで樽を運んでいた。目があったので会釈して「スケッチしてるんです」と挨拶した。「これはウイスキーの樽ですよ。いつもあるわけじゃないので、今日これ見れたのはラッキーですね!事務所に聞いたら中に入れてくれるかもしれませんよ」と愛想よく教えてくれたので、さっそく事務所を探した。事務所は古い家屋とは違い反対に少し西洋的なイメージの大きな建物だった。 
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残念ながら今は工場内部には入れないらしい。NHKの「マッサン」の影響とかもあるんだろうか?中がみれなくても 外からだけでも十分に面白い。でも建物があまりにも大きいので全部を描こうとして反対にこじんまりしたイメージにしてしまった。次回もう一度挑戦して、江井ヶ島酒造の古い看板の様子がしっかりわかるような至近距離でスケッチしてみたい。さっきの従業員さんかな。お昼のサイレンがなってたぶんお弁当だかなんだかを脇に抱えて別棟に移動している姿が見えた。ずっと座り続けていたせいだろう。歩きながら屈伸していた。
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江井ヶ島漁港の路地 。路地ってどうも好きだなあ。生活感が溢れ出てどこもかしこも描きたくなる。機嫌よく描いたのは良いが どこかで犬がひたすら吠えている。私の存在に吠えているのか、何にたいして吠えているのかわからない。姿は見えない。私だとしたら近所の人に悪いなあと思いつつ「ええ加減わかれよ!」と腹も立ってくる。
やっと描き終わってまた歩き出した。その場を大分離れたと思うのだが、後ろでさっきの犬の吠える声がいまだ聞こえる。やっぱり私じゃなかったのかな・・・・・・  どこからかいかなごの釘煮の匂いが漂ってきた。明石の春の風物詩だ。 
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by YUKI_GOTO | 2015-03-05 22:39 | 旅とスケッチ sketch