昼ご飯

f0072976_1369100.jpg

ゆうべ 一番兄が魚をもってきてくれた。伊豆で釣ってきた釣りたてホヤホヤの魚だ。クロソイというらしい。 ばかでかい口をあんぐりあけて、目を見開いてかなり 怖い顔をしていた。

さっそく私は洗って鱗をとり、 内臓をとろうとして腹に包丁をさした。 気のせいだと思うがひれが動いたような気がした。 さっき閉じていたえらがガバーッと開いている。  ひょ ひょっとしたら生きているのか!!?   慌てて冷凍庫に魚を放り込んでしまった。

あかん、 生きていると思うとどうしてもさばけない。  生きていくためには みんな殺して食べていくしか仕方ないのだ。 この魚だって 生き物を殺して食べてきた魚じゃないか。 

われながら こんな小心さが情けないし 得手勝手と思う。 ある程度 生き物みたら かわいそうと思う前に うまそー!と思える強さがいると思う。それが本来じゃないだろうか。 忘れたらいかんことは、人間も食べ物だということだ。 人間だけ別な立場だと勘違いしそうだけど、私たちも食料だ。食べられたくないけど。 生きるか死ぬかの中で毎日を生き続けているやつらを尊敬する。 いや 人間もそうなんだけど。   

今日の昼 こいつらをきれいに食べてやった。あの 挑戦的な目をしてギラギラしていた怖い顔の魚は肉がこぼれおちて、骨が見えて変わり果てた姿になった。  新鮮なせいか肉がはじきまくっている。 いつもよか命ってのを意識してしまった。
by YUKI_GOTO | 2007-06-15 13:32