5/20 手紙が届いた

栃木のある人から手紙が届いた。知らない人だった。大きな封筒の中にはまた封筒があり、その中にはものすごく大きな紙に筆で描かれた書物が入っていた。同封の中にはもう一つ小さな封筒が入っていて 栃木のその人からのメッセージが入っていた。


私が去年2月に北京の北海公園で出会った、地面に水で漢字を書く人からの書物を預かっているので送りますとのことだった。 
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水で字を書くその人は郭清源さんという方で、しげしげ眺めていると 郭さんに話しかけられた。中国語なのでちんぷんかんぷんだった。 それでも郭さんはゆっくりゆっくりわかるように 話しかけてくれた。 

その時期は春節前だったので 「春節になったら うちに来なさい。餃子を作りましょう」と誘ってくれていたのだ。 お互い全然知らないのにだ。 私はうれしい反面 一人っきりだったので怖かった。 ひょっとしたら すごい料金とか請求されるんじゃなかろうか などと考えてしまったのだ。 


結局、私は郭さんの家には行かずじまいだった。でもやっぱり いい人だったと思ったので、帰国してから いただいた名刺あてに手紙を書いた。ものすごく幼稚な中国語で・・・。 あれから1年ほどたった今、こうして 栃木に住む日本人の方経由で 郭さんから このようなでっかい書物を受け取った。 なんだか感動しまくって泣けてきた。


栃木の人は 北京で留学していた学生さんで、郭さんと別の公園で知り合い、後藤由紀にこれを届けてくれと頼まれたそうだ。この人はいきなり 見も知らずの日本人に届ける使命を授かってしまったわけだが、こうして本当に その使命を果たしてくれた。 
E-MAILは瞬時にコミュニケーションできる本当に便利な手段だ。でも 一年かかって届いたこの手紙に 私は比較にならないほどの重みを感じた。

北海公園で郭さんに出会った時のことは 「北京へ行きたい!」の23ページにも書いている。近々また北京にいった時に この本を郭さんに手渡すつもりだ。
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ちなみ その直後に私はAちゃんと初めて出会った。 トイレの前で・・・
by YUKI_GOTO | 2008-05-20 22:32 | 旅とスケッチ sketch