5/17 夜 なぞの食べ物

これもガイドブックに描かれていたものだ。「びんらん」という何やら植物の類いらしく 弱い覚醒作用があるらしい。別に 違法とかいったものでもないらしい。タクシーのおじさんいわく、 数回程度なら 別に癖にはならないだと。 そんなわけで 怪しいびんらんを求めて 夜の町をさまよった。 (って別に昼でもいつでも売ってるのかもしれないが) 見つけたのがコレ。
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それは大通りから少し脇に入った小道に売っていた。 小さな机がほの暗く照らし出され おばさんが一人店番(机番?)をしていた。 こんな売り方してたら ほんとに なんだか いかがわしいモノみたいじゃないか。 でも迷うことなく 私は買う。 

部屋に戻るなり ためらうことなく  口に放り込んだ。外側は、そのへんの名前も知らない木の実を拾って食べてるような味 (私はそのへんの名前も知らない木の実を拾って食べたりはしないが)サンドイッチになってる中身はちょっと甘かった。 とても繊維質があり これはじっくりしがんで 後は捨てるらしい。

十分にしがんで 吐き捨てた。 なーんにも起こらない。 なんや・・・・・・
おもんない・・・・・ しばらくすると 体が熱くなってきたではないか! 
おっ!きたきたきたっ!!  どうなるんだろうか? 私はこれから一人よだれでも垂らしながらへらへら 笑い出したりするのだろうか?  それとも ギンギンになってしまって、オールナイトを明かすことになるのだろうか。  体が火照る 火照る そして だんだんと!!    さめてきた・・・・ 終わり  なんや!!! そして 何事もなく 爆睡した。