11/16(日)雨 編集者の技

そうや!今私は本を書いているんだ! ルン! ってまだ一行も書いてないけど。『北京へいきたい!』も本だけど あれは最初から最後まで手描きだったから 膨大なイラストを描いたという感覚の方が強い。今回はちゃんと『文字』がたくさんだ。手描きじゃなくって活字だ。「ネタがないから絵でごまかしたれ」ってわけにもいかない。
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はたと気がついた。これはいつものブログのように 原稿用紙1枚とか二枚のものじゃないかったんだ。「さあ 書いてください!」と真っ白な原稿用紙をドバッと目の前に置かれその厚みを見て「・・・・・・・・」となってる、ってところだ。


でも編集者のNさんはそんな殺生なことはしない。私をうまくおだてて、いろいろベラべら話したいだけ話をさせて、自分でも何をしゃべったか覚えてないのに 後日きちんとそれをまとめて、おおまかな流れを作ってくれた。私はこれから このまとめてくれた大筋をもとに 肉をどんどんつけていく。


編集者の技ってやっぱすごいわ。 編集してくれる人がいなかったら とんでもない方向に進んでしまうケースや どうでもいい内容オンパレードになるケースやら きっとはちゃめちゃになることが多々あるだろう。


編集者は企画が通ると その著者を探し、デザイナーを探し、イラストレーターを探し、おまかせにしてたらとんでもない方向に行くので、うまく手綱を操り、時におだてて、時に厳しく指示し、ヘマがないよう目を光らせながら、行程を進めて行く・・・んだなとわかった。 しかも相手は 癖のある人が多いはずだから 操るのは大変だろう。(その点私なんか、ものすごくやりやすいタイプのハズだ!)


そしてやっとこさ、できあがった本にミスが見つかったら、責任は編集者に追求され始末書扱いとなる上、売れなかったら減給になったりもするらしい。 しかも今は活字離れをよく耳にする。 書店の新本の回転はものすごいスピードで、売れない本は あっと言う間に返本だ。


幸いによく売れたとしても 有名になるのは著者であり、編集者は黒子の存在だ。まさに縁の下の力持ちってやつだな。 そういうわけでこれからしばらくNさんと二人三脚で取り組むこととなる。できたあかつきには Nさんと楽しく乾杯したいものだ。 でもまた池袋界隈でゲロなんざ吐かないようにしなければいかんな。

そんなこと心配するより はよーとっとと1行くらい書かんかい!!!
by YUKI_GOTO | 2008-11-16 18:50